Management Divisionの日本訳は?
- Capire(カピーレ) 伊藤亜里沙

- 2024年7月24日
- 読了時間: 2分
更新日:10月18日
みなさんは、Management Division と聞いて、
「経営部門」と訳しますか?
「管理部門」と訳しますか?
辞書にはmanagementの意味として、「経営」「管理」の両方とも
載っています。
個人的には、役割として「経営部門」の方が好きだし、そういう視座で
働く人と一緒に働けたほうがやりがいを感じます。
外資系のコンサルティング会社で働いていた頃は総務にいたのですが、
みんな仕事が早くて、コンサルタント職の方が
「この会社に来て管理部門の人たちもプロフェッショナルなんだと
思った」
と言ってくれていたのがいつも嬉しかった。
でも、もう一つのビルの総務メンバーから社内便で旅行のお土産が
送られてきたりと、ほっこりな部分もちゃんとある会社でした。
何かあると、また同じことを繰り返さないようにするためにすぐに
話し合いがなされ、すぐに決断をして、すぐに実行する。
これを日々誰もがやっていた、今でも好きな会社です。
管理部門の役割は経営推進であり、専門家の集合体。
コストセンターという扱いをしてしまっている会社も世の中には
ありますが、私は売上を上げる役割を担う部門と経営を担う部門が
あるのが会社って場所で、どちらが欠けてもうまくいかないんじゃ
ないかな、と思っています。
家でいうなら、家事や家計管理など家の経営をする人と、お金を稼ぐ人、
みたいなことで。
一人暮らしの人は両方をしていますね。
先にお話したコンサルティング会社の役員の方は、何かのプロジェクトが
うまくいったり収益が上がったりした時、必ずその過程を支えてくれた
秘書などの事務系職種の人たちを特に讃える方で、私はそういう考え方を
とても尊敬していました。
サッカーのオシム監督も、点を取った人よりもそのプロセスに携わった
様々なプレーヤーを褒め、ゴールした人について触れるのは少しだけ
だったそう。
これまでの社会人生活を通して、たまたま両方の部門を経験してきたので、
どちらがどのように会社を支えているのか、ある程度実感している気が
しています。
「管理部門」という名称。
みなさんは、どんな部門名だとしっくりきますか?
