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軍師の真骨頂、それは、陣形と抜擢 ~CHROは、企業の軍師~

7月6日
読了時間: 3分

更新日:7月9日


戦国時代の軍師の仕事は、戦場で刀を振るうこと

ではありませんでした。


誰を前線に置くのか。誰を守りの要に置くのか。

どの部隊を組み合わせるのか。

そして、誰を抜擢するのか。


軍師が考えていたのは、「人の配置」と「陣形」でした。


企業経営もまた、よく似ています。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■組織図は、「人の配置」と「陣形」を示したもの


売上をつくるのは営業かもしれません。 製品をつくるのは開発かもしれません。 顧客満足を生むのは現場かもしれません。

しかし、その力を最大化する配置を考えなければ、組織は

本来持っている力を十分に発揮することができません。


組織図は、その会社が「どのように組織運営するのか」を 表現した戦略図なのです。

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■組織図が変わるとは、どういうことか


同じ人材、同じ人数、同じ予算。

それでも、組織図が変わるだけで、会社の動き方は驚くほど 変わります。

意思決定が速くなることもあります。 部門間のすれ違いが減ることもあります。 挑戦が生まれやすくなることもあります。 一方で、責任の所在が曖昧になり、組織が停滞してしまう こともあります。

組織図は、単に「部署」の「箱」を並べた図ではありません。

そこには権限の流れがあり、情報の流れがあり、期待の流れが あります。

組織図を変えるということは、会社の血流を変えることに 近いのです。


--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ■CHRO視点=軍師の視点で組織図を見てみる

CHROが組織図の妥当性を見る際の視点は、複合的です。 たとえば、判断や業務が誰かに集中していないか。 本来隣り合うべき機能が遠く離れていないか。 挑戦する人材が、挑戦できる位置にいるか。 といったことなどを見ています。

組織図は、まさに、戦国時代の陣形に似ています。

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■もう一つの重要な仕事は、「抜擢」 そしてもう一つ。

軍師の仕事が陣形だけではなかったように、CHROの重要な

仕事も、組織設計だけでは終わりません。

それが、抜擢です。

誰にこの役割をお願いすることが企業の発展につながるのか。

そして、それはなぜなのか。

CHROは、日々、こうした問いを持ちながら、組織を見ています。

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■優れた軍師が行っていること


優れた軍師は、一人ひとりの強みや可能性を見ています。

そして、その人が最も力を発揮できる配置を考えます。


CHROもまた同じです。

CHROは、採用責任者でもなければ、制度設計者でもありません。

企業という軍勢において、人と組織の配置を考え続ける存在。

経営戦略を、人の力で実現し、その会社が目指す未来を形に していく存在です。

優れた軍師は、人を増やす前に、人を生かします。

CHROもまた、その視点から企業の未来を描く存在だと考えて います。

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なお、強みを生かした企業経営については、著書 『「才能分業」で会社を強くする

 ―本来の力を引き出す 経営のあり方』でも詳しく解説 しています。 今回の記事の内容をより体系的に知りたい方は、こちらも あわせてご覧ください。

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