成果主義から“存在承認”へ、人事にできること
- Capire(カピーレ) 伊藤亜里沙

- 7月7日
- 読了時間: 1分
更新日:11月22日
「マッサマンって、なんかかわいいですよね」
最近、そんな話題から始まった雑談が、
意外と深い問いにつながりました。
マッサマンは、番組の中で“必ず負ける設計”に
なっているヒーロー。
それでも、お母さんとテレビ電話で記憶力
向上のための練習をしていたそうです。
このエピソードを聞いて、「かわいいな」と
思ったと同時に、
「なぜ今、こういうヒーローが支持されるのか?」
という問いが生まれました。
かつてヒーローとは、強くて、優秀で、成果を
出す人のことでした。
でも今は、どこか不完全な部分があったとしても
一生懸命な姿勢に共感が集まる時代。
そしてこの価値観の変化は、私たちが働く
「組織」にも静かに入り込んでいます。
「成果主義から“存在承認”へ」
このシフトは、企業に何をもたらし、人事には
どんな可能性があるのでしょうか?
人事のみなさんは、こんな風にも思いませんか?
・成果を見ないと組織は回らないのでは?
・存在承認って、甘やかしじゃないの?
・評価制度やマネジメントの仕組みにどう
落とすの?
こういった、身近なことから得た気づきや問いを、
時々人事同士で対話しています。
