面白いと思ったドラマに共通していたこと
- Capire(カピーレ) 伊藤亜里沙

- 6月29日
- 読了時間: 3分
更新日:7月2日
先日、友達とランチをしていたら、
「今まで見て面白いと思ったドラマベスト5」の話になりました。
5つ全部は思いつかず、
「全部1位だけど3つならすぐ出る」と言って私が話したのは、
ブランド ハケンの品格
JIN−仁− です。 このドラマは、2023年2月22日の私のブログでも触れている
3作品でした。
そこで書いていた内容をコピペします↓
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ブランド
キャスト:今井美樹さん、市川染五郎さん、吉田栄作さん、
宇津井健さん 他
放送:2000年
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見ていた頃は学生で社会人経験がなかったものの、今見ても、 その生き方、考え方、立ち止まるポイントにとても共感する
ドラマ。
現実世界ではやってはいけない甘い部分も多々あるのですが、
アパレル業界に身を置いたことがある人間として、気持ちは
わかるなと感じる部分もありました。
ブランドって何か。
自分らしい人生って何か。
人はなぜ生まれてくるのか。
そんなことも考えさせられました。
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ハケンの品格
キャスト:篠原涼子さん、加藤あいさん、小泉幸太郎さん、
大泉洋さん 他
放送:2007年
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「ある人に出会う前と後で、自分がすっかり変わってしまう
ことがある。」
という加藤あいさんの音声がドラマの最初と最後に流れます。
私はこのフレーズがとても好きです。
生きるって何か。
仕事って何か。
仕事で関わる方々への愛情。
これらを考えさせられるドラマです。
派遣社員の方から見える企業や正社員てこんな感じ、というのが
絶妙に描かれています。
そして、主任クラスの方の気持ちや苦悩も同時にわかるドラマ
です。
たくさん笑って、つられて泣いて、気持ちは大忙し。
エンディングの中島美嘉さんの歌声と歌詞も心に染みて、色々
考えさせられました。
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JIN−仁−
キャスト:大沢たかおさん、中谷美紀さん、綾瀬はるかさん 他
放送:第1期 2009年、完結編 2011年
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脳外科医が江戸時代にタイムスリップし、自らも幕末の動乱に
巻き込まれていくドラマです。 出会いと共に人のけがや病気が
あり、治療をしていきます。
関わるお相手は歴史上の人物も多く、図らずも医療業界の下地を
作っていくかもしれない存在に。
1シーンを撮るためだけに長距離移動をするくらいこだわって
制作され、映画のような映像と迫力がある作品です。
挿入曲もこちらのハラハラドキドキをさらに搔き立てるので、
息をのむように見てしまうシーンも。
時空を超えた壮大なドラマで、何度もつられ泣きしました。
完結編のラストは、私が日頃から考えていることや誕生日の日に
特に考えることを代弁してくれていて、とても感動したことを
覚えています。
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友達と話していた時、
「なんかこの3作品に共通点があるんだよな…」
と思ったのですが、その時にすぐ思いつかずにいました。
しばらくして考えてみて分かったのが、どのドラマも、
自分の本質に目覚めていったり、自分の役割をどう果たすかに
ついて葛藤しながらも前に進んでいく姿に何かを感じた人に
自然とその精神が受け継がれ、その人なりの形で未来に繋がって
いくことを想像させるものでした。
法人化した日、私は、麻布十番の更科というお蕎麦屋さんで
食事をしました。
JINのエンディングでもちらっと映る老舗です。
ドラマを観た私にもまた、その作品の精神が受け継がれて
いるのかもしれません。
