サッカーマンガ「アオアシ」から学ぶ人材育成
- Capire(カピーレ) 伊藤亜里沙

- 5月19日
- 読了時間: 2分
更新日:5月19日
マンガは、ストーリーを通してBefore・Afterを疑似体験できるので、
人材育成に良いなといつも思っています。
今読んでいるのは、サッカーマンガ「アオアシ」です。
先日、日本テレビ「サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜」という番組で
紹介されていて、元サッカー選手の中村憲剛さんが「バイブルです」と
称賛していたので、興味を持って読み始めました。
Jリーグのユースを舞台に描かれたもので、
「コーチのこの接し方しびれるな」
「この考え方すてきだな」と
思ったり、仲間同士のやり取りに考えさせられたり。すごく面白いです。
最初は、「俯瞰的に物事を見て、現状を捉えて次の布石を打つところが
企業経営や人事の仕事に似てるな」と思ったのですが、ビジネスに
似ていると思うポイントはそれだけではなくて、次から次へとどんどん
出てきます。
また、育成プロセスが多く描かれているので、これについても共感する
ところや感動するところがたくさんあって、読みやすい。
サッカーの試合を見るのがこれから面白くなりそうだなって思いました。
■ビジネスの場での人材育成に通じそうなポイント:
・伸びしろの見つけ方
・ポテンシャルをどう開花させるか
・適材適所
・人材育成のスタンスの決定と設計
・フィードバック
・コーチング(答えを自分で見つけられるようにサポートする)と
ティーチング(答えを伝える指導法)の使い分け
・戦術をどう理解してもらうか
・熱量の伝播
・メンバー間のコミュニケーション
などなど、まだまだたくさんあります。
■社内で取り入れるなら:
出勤型の会社であればマンガを一式買って社内に置いておき、好きな時に
読んでもらえるようにするのも良いと思います。
私はおすすめマンガリストを社員のみんなと一緒に作って、クラウド
ドキュメント上に保存していたこともありました。
各部署から最低1つ推薦してもらう形式にするなど参加型にすると、
自分事化されるのでおすすめです。
