あなたの会社の“人事レベル”はどの段階?
- Capire(カピーレ) 伊藤亜里沙

- 8月12日
- 読了時間: 2分
更新日:8月18日
みなさんの会社の「人事部」は、経営にどれくらい
近いでしょうか?
人事部の成熟度は、企業の成長ステージや経営の
姿勢によって大きく異なります。 自社が今どこに位置しているかを客観的に知ることで、
次に打つべき一手が見えてきます。
「自社の場合、どこまで目指すのか」を経営陣と
話し合うことも大切で、そこに認識のずれがあると、
「人事として会社の発展にどこまで貢献できるのか」
もずれてしまうかもしれません。
---
人事レベル4段階
① 卓越レベル(Benchmark / Role Model)
他社からお手本にされる
経営戦略と人事戦略が高度に連動し、CHROが 経営の一角を担う
データと対話に基づくタレントマネジメントが浸透
育成・配置・評価が企業価値向上に直結している
② 先進レベル(Advanced)
戦略人事が導入され、経営と人事の橋渡しが 始まっている
一部でデータ活用や人材アセスメントを実施
現場と連携し、仕組みやカルチャー変革に着手
③ 基本レベル(Standard)
人事業務がルーティン中心で、経営との接点が 少ない
育成・評価は形式的で目的が共有されていない
採用や異動は場当たり的で、長期的視点に乏しい
④ 基礎形成レベル(Beginner)
人事が事務処理部門と見なされ、戦略性や提案力が 求められていない
組織課題があっても人事の関与は限定的
人事の専門性や存在意義が社内で認識されていない ---
みなさんの会社はどのレベルでしたか?
「経営と人事の距離」が近づくほど、会社全体の 成長速度は加速します。 ぜひ社内でも、このテーマについて話し合ってみて ください。
