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M&Aをやさしく解説① M&Aの種類

  • 2025年10月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年11月18日


M&A(=合併・買収)という言葉を聞くと、

“会社を売る・買う”→完了という印象が強いかも

しれません。


ですが、契約を結んでからが本当のスタートです。 今回は、そんなM&Aの種類について解説します。


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■M&Aの種類はおおまかに4つある

M&Aは、「会社同士がくっついたり、一部分を

譲り合ったりすること」です。 詳しく分けるとさまざまな仕組みや進め方がありますが、 経営者の人たちが「会社をどうしたいか」という観点から、 おおまかに次の4つに整理できます。 ------------------------------------------------------------------ ■買収(株式の譲渡) 買い手企業が売り手企業の株(=会社の持ち主の権利)を 全部買い取って、社長を変えたり、子会社として迎え 入れたりする方法です。 ちなみに、役割は以下のとおり分かれていて、会社の 持ち主と実際に経営する人がいるのが株式会社です。 ・会社の持ち主   → 株主 ・会社を経営する人 → 取締役  ※取締役が株を持っていることもあります。 中小企業が会社をまるごと誰かに引き継ぐときによく 使われます。 ------------------------------------------------------------------

■買収(事業の譲渡) 会社の中の全部または一部の事業だけを買い手企業に 引き継ぐ方法です。 たとえば、「化粧品部門だけ」とか「オンライン販売 部門だけ」など。 一部の領域を強化したり、赤字になっている事業を 切り離して会社を身軽にしたい場合に選ばれます。


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■合併(新設合併/吸収合併) 2つの会社を一つにまとめる方法です。 人や設備、お金などの資源を再構成し、より大きな 一つの会社として再スタートします。 ・新設合併:   2社の会社名が消滅して、新しい会社を設立する方法  です。この場合は、「C社」のような新しい会社名を

 つけます。 ・吸収合併:  どちらか一方の会社がもう一方を受け入れる方法です。  受け入れた会社(=A社)の名前が残るのが基本ですが、  後にA社が新しい社名に変えることもあります。  複数の会社名が入っている場合は、「対等な立場で  統合しました」というイメージを打ち出すための

 工夫であることが多いです。   


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■分割(新設分割/吸収分割) 会社の一部を切り出して、新しい会社を作ったり、 別の会社に引き継ぐ方法です。 今すごく伸びている分野とそれ以外の分野を分けて、 それぞれに最適な経営をしたいときなどに使われます。 例えば、大きな会社が、儲かっているIT部門だけを 独立させて、もっと自由に成長させるために分割を 行うなど。 ------------------------------------------------------------------
目的は様々ですが、どの形を取る場合でも欠かせないのが、 その後のPMI(=統合:Post Merger Integration)です。 次回は、このPMIについて解説します。




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