今読み進めているマンガ「キングダム」は、35~38巻を入手。
途中から、勢いのある若手3人の男の子が昇格していく姿が面白くなって
いくんですが、私はこの3人が競ったり、戦争の合間に情報交換したり、
助け合ったりするシーンが好きです。
というわけで書きたくなった、24歳~26歳の頃の話です。
当時は下着メーカーで販売員をしていました。
お店の電話が鳴る。
用件は、他の店舗からの客注商品の移動依頼で、
「お客様から注文を受けたので、そちらのお店の商品をください」という
ご相談でした。
Aさん:
売れ筋商品だと思うんですけど、商品BのピンクのD70、こちらで
いただいても良いですか?
私:
どうぞー。色違いや他の商品もあるので問題ないですよ。
あ、そういえば…
ここから全然違う私の話が始まる。
私:
商品Cの動きが良くないんですけど、売場での陳列どうしてます?
うちのお店は50代以上の方が多いので、エッジが利いたデザインだと、
体型にフィットしたとしてもあんまり売れないんです。
デザインが若すぎて。会社の指示と違うけど展開位置変えようかな。
Aさん:
うちは、20代~30代のお客様が多いので結構売れます。
うちでさばきましょうか?
私:
えっ!いいんですか?やった!!
逆にAさんのお店で動きの鈍いものあります?
こうして私たちは、お互いのお店の商品を少し交換しました。
彼女からの提案がなければ思いつかなかったやり方です。
ちなみに、私が動かず困っていた商品Cは、3色あるカラーのうち、
特に人気がなかった2色の在庫をもらっていただけることになったのですが、
会話の途中で「1色だけ残っても売場の展開困りますよね」とAさん。
結局、全色の在庫をもらってくれました。天使…
年齢が近かったAさんと私は、その後、時々何かの用事のついでに
情報交換し、どちらかが休みの日に片方のお店に遊びに行く仲に。
1名体制の店舗だったので、細かな意思決定は自己裁量ででき、
楽しく働いた2年半。
今は個人事業主だけれど、横のつながりっていいよね!と思っています。
#チームビルディング #伊藤亜里沙
Comments