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警察と人事

更新日:9月18日


「警察が人を見抜くときと同じ原理で感動しました。」



先日、応募書類の書き方から候補者の人柄や仕事ぶりを予測する

方法をレクチャーする「採用に失敗しにくい書類選考と面接法」を

受けてくださった方からいただいた言葉です。



「基になる知識が国の何かのプログラムなのかと思ったけれど、

自分で編み出したというのもびっくりしました」と。



人事の仕事を始めたばかりの頃から一人で一次面接官を担うことが

多かったので、技術を磨き続けて、


 応募書類を見て候補者さんの内面や仕事ぶりを予測

  ↓

 面接してみると的中

  ↓

 応募書類の書き方との関連性、法則性を捉える


という日々を繰り返していたことから生まれた講座です。



特に講座にしようと思うきっかけになったのは、採用支援先の

選考官の方々から「勉強になる」というフィードバックを

いただく機会が多かったことでした。



アメリカは採用に失敗してもリセットができるのですが、日本は

法律で労働者を保護しています。


これは良い面も多分にあるけれど、企業からしたら苦労は多いです。


採用に失敗した経験があって悩んでいる会社はとても多い。



だから、それぞれの選考官が表面的なことに捉われることなく

「良い人を良い」と感じる判断力を持ち、候補者の方々の人生にもしっかり向き合うことが、お互いの未来に

繋がるのだと考えています。




人事ってつくづく、人としての温かさと経営判断を行うための

建設的な厳しさとのバランス感覚が必要な仕事だなと思います。

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