人の脳の使い方には特性があって、
・柔軟型
・初志貫徹型
・上記のMixだけれど柔軟型が強め
・上記のMixだけれど初志貫徹型が強め
と4種類あります。
ざっくり、「柔軟型」「初志貫徹型」に分けると50%ずつくらいの
出現率です。
・柔軟型の特徴:
→ 一度決めたことでも後から修正したりぶれたりすることがある。
途中で心変わりをして周りを混乱させる一面もある一方で、
当初予定していなかった大きな成果を生むこともある。
・初志貫徹型の特徴:
→ 一度決めたことはぶらさず、その目標でゴールテープを切る
ことで充実感を得る。
周りからは、発言やスタンスが常に一貫しているために信用
しやすいと思ってもらえることが多い一方で、時に柔軟性に
欠けると思われることもある。
・Mixは、両方の要素を持ち合わせています。
みなさんはどちらでしたか?
仕事の場合には、目標達成への姿勢や意思決定、人と関わる際に
これらの特徴が影響することがあります。
同じチームに同じタイプの人がいると、似ているので仕事は進め
やすく共感しやすいのですが、弱みも似てしまうので、これらを
考慮した上でどんな組み合わせで働くか、考えるのもよしですね。
その他の脳タイプには、
・俯瞰的、構造的に物事を捉えるタイプ
・部分に目が向かうタイプ
・上記のMixだけれど俯瞰型が強め
・上記のMixだけれど部分型が強め
というものもあります。
「俯瞰型」は全体像や背景、目的などを先に捉えたいため、
「部分」の話を先にされると話が入ってきにくく、迷子になりやすい
です。
「部分型」の人は、自身の実務レベルや具体にまで先に話を落とし込み
たがる特徴があるのですが、上記の順で話をすると、人を迷子にして
しまう可能性があります。
ただし、「部分型」の人は「俯瞰型」で話をされても「わかりやすい」と
感じることが多いので、会議の場では「俯瞰型」に合わせてみんなで
全体像をつかんでしまい、その後にそれぞれの業務に落とし込んで
具体的に次のアクションを決めると全員が状況理解しやすくなります。
こちらも「俯瞰型」「部分型」の出現率はそれぞれ50%程度なの
ですが、役職がある方はもともとの脳タイプが「部分型」であっても、
「俯瞰型」で考える習慣を身につけた方が経営層と話が通じやすく
なります。
今日の打ち合わせではこちらの脳タイプの話をしました。
会議の場でどちらのタイプに近いと思うか手を挙げてもらったのですが、
まさに半々くらいでした☺
統計通りで興味深かったです。