キングダム62巻を購入。 この巻でポストの話が出てきます。
ネタバレになったしまうので詳しくは語れませんが、会社で言う ところの 「空いたポストに既存社員を昇格させるか、それともポストに
見合った人材になってからそのポストを任せるか」に近い議論が 出てきます。
私の意見は、後者に近いです。 会社によって抜擢に対する価値観は違うので、一つ一つ階段を
昇って昇格させるのも良いと思いますし、何人かを抜いてその
ポストを任せるような大抜擢人事があっても良いと思うのですが、 そのポストを任せる前に正当な能力評価は必要で、「役職に 見合った人材である」ことが確認できてからの方が、本人も 周りも納得がいくと思います。 それか、そのポストが空いていると困る事情があるのなら、 中途で外部からそのポジションに見合った人を採用する。 (↑この時は、見極め力がめちゃめちゃ重要) スキルや人間性が未熟な状態で役職を与えてしまうと、判断力に
課題がある状態なので、周りがすごく苦労しますし、組織や チームが崩れやすいです。
理想は、数人抜きでも階段を一つ一つ昇るでもどちらでも良いので、 スタッフレベルのうちからゆくゆくは管理職になることを想定して 社員を育成しておくことと、各ポジションに求めるものや役割、 スキルをはっきりと定義しておくことだと思います。 その人が管理職になっていくことを望むのか、それともその職種に
おける専門家を目指すのか、という話はまた別軸で必要ですけれど。
キングダムはマネジメントに関する話が出てくるので面白いです。
役職者(大将軍)の中には自分の好みではないキャラクターもいる
ので、そこも見どころ。 正直、半分くらいは自分の上司だったら苦手だな~と思うのですが、 会社って案外そんな場所だったりしますよね。
自分が声をかけて人を集めたわけじゃないので。
でもそこでいろんな人と混ざり合い、刺激を与え合い、良い仕事を していく場所。 今は独立しているので誰かの部下ではないのですが、その大将軍にも
良い部分や他の人にはない魅力があるので、それらも楽しみながら 読んでいこうと思ってます。
変わらず、信、蒙恬、王賁の同年代三人が優秀で気になる…