キングダム71巻、先日読み終わりました。
主役の信、同年代の蒙恬・王賁の3人は、その有能さに
国が気づいていて、早くから独立遊軍として独自の判断で
動くことが許されてきました。
今回も、独立遊軍であることが光っていたなと思います。 信が率いる軍は、何かあった時に王賁軍が助けに来てくれる
ことを想定した作戦を取りました。
信につんつんした態度を取ることが多い王賁ですが、その
確かな実力と判断力、人柄を信頼していたからこその決断。
そして、来てくれた王賁。
こういった行動は、細かく管理された環境下では取ることが
できず、都度上長への確認が必要になってしまうと対応が
遅れます。
戦争中であれば勝敗に影響することも。
管理しすぎる環境下では、人が「育たない」というよりも、
全てにおいて管理・関与しようとしている時点で
「育つことを許していない」ということ。
経営者やマネジメント層、人事には特にこのバランス感覚が
必要です。
色んな会社で実際に働いてきて、そして独立後は支援をさせて
いただいてきて、多くの経営層・マネジメント層の働き方を
目にし、優秀な方の配置や育て方はまさにキングダムの
独立遊軍がお手本だなと思っています。
どんどん権限や予算を与えて、クリエイティブに動いて
もらった方が絶対に良いと思います。
そして、「任せにくいな」と思う方を採用・抜擢しないこと、
人を見る目を養い続けることも必要ですよね。
キングダムを通したマネジメントの話は止まらないです☺ 私は信・蒙恬・王賁のやり取りが見たくて読み続けています。
私の人事コミュニティ「人事のひきだし」もこの考えをもとに
運営していて、「あり方」や上流部分を扱っています。
方向性が分かれば「やり方」はおのずと見えてくるはず。
次回は人事部門のレベルについての理解を深めた後、経営層と
話せる人事像についてディスカッションしていきます。
経営者の方や人事の方、良かったらご参加ください!
※3/14【人事のひきだし】戦略人事の基礎知識
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