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人材育成のはなし/人材育成は、M&Aに関係なく、こんなときに行き詰まる

  • 2025年12月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月26日



人材育成の話は、何か大きな出来事が起きたときに注目 されやすいテーマです。

M&Aも、そのひとつでしょう。

けれど実は、人材育成が行き詰まるタイミングは、 M&Aに限った話ではなく、日々の経営の中でも、多くの 会社が同じ壁にぶつかっています。 ------------------------------------------------------------------ ■人材育成が行き詰まりやすいタイミング

人材育成がうまく回らなくなるのは、たとえば次のような ときです。

・社長や一部の人に仕事が集中している ・任せたいが、任せられる人がいない業務が出てきている ・事業が広がり、社内に必要な役割が増えている ・人は増えたが、役割に仕事ぶりが追いついていない

これは、誰かの努力が足りないから起きる問題では

ありません。

会社が次の段階へ進もうとしているサインです。

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■よくやってしまいがちな対処法

この段階で、次のような話が出ることがあります。

・研修を増やせば何とかなるのではないか ・制度を変えれば解決するのではないか


ですが、多くの場合、問題はそこではありません。

制度や研修の前に、整理すべきことがあります。


------------------------------------------------------------------ ■本当に必要なのは「育て方の全体像」の更新

考えるべきなのは、

・この先、会社はどこへ向かうのか ・そのために、どんな役割が必要なのか ・今いる人を、どう活かしたいのか

この全体像です。

人材育成は、「頑張って育てる」ことではありません。

会社の段階に合わせて、人の役割と育ち方を組み立て直し 続けることです。

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■まとめ 人材育成が行き詰まるのは、会社がうまくいっていないから ではなく、会社が次の段階へ進みつつあるために、これまでの やり方が合わなくなってきているケースが多いです。

M&Aは、その変化を一気に表に出す出来事にすぎません。

人材育成の組み立て直しは、M&Aに関係なく、多くの会社が 通る道であり、会社の未来を、人を通して描き直す営みです。






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